ホーム連携できていない垢の為、スイッチの画像込みで貼ってます(TNスナノデガワ)
お久しぶりです、若しくは初めまして。
S11にてレート2000↑を達成できたので記念に記事を残しておきます。
普段↓のような動画を上げているので良かったらどうぞ。
ニコニコ版
【構築経緯】
アカツキガチグマのブラッドムーンの高火力+連続で出せない仕様を欠伸で誤魔化せることに気付き、相手のパオジアンやウーラオスと言った襷持ちを毒テラス+ジャポで処理→裏のポケモンを欠伸で流す動きが強いと考え、構築スタート。
初手のカイリューも炎の渦型以外はブラッドムーン→欠伸でほぼ対応が利く。
1番手のポケモンを倒す→裏の起点にしようとしてくるブーエナ持ちを欠伸で流す動きに再現性があることに気付き、ブーエナ持ちを一度流した後に上からお墓参りで一掃できる破格の性能を持つスカーフイダイトウを相方に。
ガチグマの構成上、相手のガチグマには基本対面で勝てない為、初手に来やすいガチグマやブーエナハバタクカミに対してテラスを切らずにほぼ相討ち以上(裏のイダイトウのクイックターンorガチグマの真空波圏内にまで押し込む)に出来るチョッキ連撃ウーラオスを採用。
それに伴い、チョッキウーラだと面倒なキラフロルやコノヨ展開に対して、瞑想シャドボで圧を掛けられるブーエナ瞑想ハバタクカミを第二の初手要員として採用。
残り2体は構築全体のSの底上げ+チオンドヒドやスカーフランド+ハッサム等のサイクルを崩す為に、意地珠電気テラスパオジアンを採用。
ラスト1体は見せポケ枠でカイリューを採用して構築が完成。
(この枠はまじで選出しなかったので、最終的に受けループを倒せる+初手の欠伸ガチグマを嵌めれるゴツメ渦カイリューにしたものの、変更してから受けルとマッチングしなかったので出していない)。
また、これは構築が完成してから気付いたものの、イダイトウ入りでステロで相手の行動を無駄にさせて実質1ターン稼げる並びになっていた。(構築に襷ポケモンがおらず、ステロ抜群もほぼ選出しないパオカイリューしかいない為。)
【個体別紹介(採用順)】
アカツキガチグマ@ジャポの実
テラスタイプ:毒
性格:控え目
特性:真眼
努力値:H100-B84-C252-D4-S68
技構成:ブラッドムーン/大地の力/真空波/欠伸
HB…意地鉢巻連撃水テラスウーラオスの水流連打を大体耐え。
HD…控え目ハバタクカミのテラスムンフォが6.2%で1発。
C…多くのカイリューをジャポ+ブラッドムーンで葬る為にぶっぱ。
S…ミラーで上を取れるように、一応無振りエンペルト抜き。
構築の軸で対面性能+流し性能が高過ぎるポケモン。
ブラッドムーン+真空波+ジャポで殆どの物理ポケモンを倒し、ブーエナハバカミ等には欠伸で一度流し、裏のスカーフイダイトウを通せる状況にしたり、やれることが多過ぎる。
最終日付近では初手熊に対応できるポケモンを置かれることが多かった為、2,3番手で展開して相手の場を荒らす動きが面白いくらいに通った。
このポケモンはテラス込みでほぼ全てのポケモンに出し負けという概念が存在せず、カイリューすらジャポ+ブラッドムーン+真空波で倒すorブラッドムーン→欠伸で羽休め持ちにも対応できるので、出せない構築が受けループ以外存在しなかった。
イダイトウが呼びやすい襷ポケモンを対面から被害を抑えつつ処理できるのも〇。
ジャポ欠伸熊+スカーフイダイトウは若干サイクルもこなしつつ、展開もこなせるので対応範囲も広く、もっと開拓されてもおかしくない並びだと感じた。
イダイトウ♂@拘りスカーフ
テラスタイプ:水
性格:陽気
特性:適応力
努力値:A252-B4-S252
技構成:ウェーブタックル/お墓参り/クイックターン/サイコファング
スカーフイダイトウを通す上で障害になるブーエナ持ちや龍舞持ち等のポケモンをガチグマの欠伸で流すor眠らせることで通せる状況を作りだす。
このポケモン単体は特に述べることはないが、上述したガチグマと組み合わせることで殆どの構築に通すことができた。
初手のハバタクカミやウーラオスが倒せなかった相手に対して、クイックターンで倒しながらガチグマ展開をすることで初手負け展開も仕切り直せる動きが出来るのも強い。
サイコファングは何回かアローラキュウコンに対して撃ったが、アクアブレイクや滝登りの怯みが欲しい場面もあったので諸説。
連撃ウーラオス@突撃チョッキ
テラスタイプ:毒
性格:意地
特性:不可視の拳
努力値:H204-A132-B28-D4-S140
技構成:水流連打/ドレインパンチ/アクアジェット/アイススピナー
・臆病ハバタクカミのムーンフォース確定耐え
・控え目ガチグマの珠ブラッドムーンを12.5%で1発
・最速ガッサ抜き
・陽気パオジアンの抜群テラバ確定耐え
初手安定ポケモンその1。
相手のハバタクカミに対してテラスを切らずに水流連打を押せたり、初手のノーマルテラスブラッドムーン以外のガチグマ相手に水流連打2回で裏のイダイトウのクイックターンやガチグマの真空波圏内に入れる動きが強かった。
毒テラスを切ることで1.5体~2体程持って行ってくれる展開もあったり、相手からは見えない動かし方で場を荒らすことができた。
初手に眼鏡っぽいカミと対面してしまった時には躊躇なく毒テラスを切って対面処理するようにした。
火力方面をぶっぱしてHBに厚いハバタクカミを水流連打+アクジェで倒せるようにしたかったが素早さも耐久もこれ以上下げられなかったので妥協。
ハバタクカミ@ブーストエナジー
テラスタイプ:水
性格:臆病
特性:古代活性
努力値:H4-B108-C140-D4-S252
技構成:ムーンフォース/シャドーボール/瞑想/挑発
・ミミッキュの意地珠影撃ちを耐える。
・意地パオジアンの不意打ちが6.2%で1発。
・ミラー意識の為、最速。
・残りは火力。
初手安定ポケモンその2+中継ぎ要員だったり受け寄り構築に挑発入れて崩す役割だったり。
主にキラフロルやコノヨザルが見えたら初手に選出する。
特に初手フロルはほぼ出てくる為、相手のステロやキラースピン、チョッキ型の攻撃に対して瞑想を積んで荒らしていく動きが強かった。
コノヨザル対面は起点作成っぽいなら瞑想、スカーフっぽいならムンフォで削って裏のガチグマの真空波圏内や、テラスを切らせたならイダイトウの圏内に押し込んでいたが安定しなかったので、調整を変えた方が良いかもしれない。(ブエナカミの調整をずっと流用している為)
相手のトドロクツキやカイリューに挑発して後続のガチグマで詰める動きが出来るのも強く、受け崩しにも使える挑発があまりにも偉過ぎた。
チオン入りでイダイトウの通りが悪いときの代わりのスイーパー役としても機能してくれた。
パオジアン@命の珠
テラスタイプ:電気
性格:意地
特性:災いの剣
努力値:H76-A236-B4-D4-S188
技構成:氷柱落とし/氷の礫/テラバースト電気/不意打ち
H-D:前期のチョッキ個体の流用。(ASぶっぱで良かった)
A…なるべく高く
S…最速オーガポン抜き
構築単位できついチオンドヒドやランドハッサム絡みを崩す枠。
最終日に2体が最後まで決まらなかったので取り合えずボックスにいたチョッキ個体に珠を持たせて使用した。
殆ど出さないと思っていたが、最終日の2000手前あたりで刺さっていた構築とそこそこマッチングしてそこそこ活躍の機会があった。
この枠は結果的に電気テラス珠パオジアンで良かったのかもしれないが、調整はASぶっぱかHAベースにすればよかった(最終日に構築組んだので時間がなかった)。
テラスタイプ:鋼
性格:図太い
特性:マルチスケイル
努力値:H252-B156-S100
技構成:炎の渦/エアスラ/羽休め/アンコール
S:最速ガチグマ抜き
Hぶっぱ残りB
元々ゴツメノマテラ龍舞カイリューだったが、全く出す機会がなかったので、受けループや初手ガチグマに有利を取れるボックスにいた渦カイリュー変更した。
が、変更してから受けループとは一回もマッチングしなかったのでほぼ選出することはなかった。
見せ合い時にイダイトウやパオジアンと合わせてステロ撒き要員の選出誘導枠としては機能していたと思う。
最終日に構築を組んだので時間がなかったが、素早さラインは最速アカツキガチグマ抜きまで振り直すべき。
【選出】
基本選出
①ガチグマ+イダイトウ♂+ウーラオスorハバタクカミ
②ウーラオスorハバタクカミ+ガチグマ+イダイトウ♂
相手にキラフロルやコノヨザルがいればハバタクカミを初手。
ガチグマ+ハバタクカミ+パオジアンみたいな構築でカイリュー不在ならウーラオス初手。(場合によってはカイリューがいても電磁波カイリュー来ない願望でウーラ初手の時もある。)
大体①、②で選出。
チオンドヒドやランドハッサム系統
パオジアン+ガチグマ+@1(ハバタクカミorイダイトウ♂が大半)
【きついポケモン】
・チオンジェンやキョジオーン入りのサイクル
ハバタクカミの瞑想挑発や珠電気テラスパオジアン、ガチグマがいるので勝てない訳ではないが、プレイング勝負になるので安定はしない。
辛い。
初手にウーラオスかハバタクカミを投げて削る→裏のスカーフイダイトウのクイタンからガチグマ展開で五分に持ち込む。
・裏から来る珠パオジアンor黒い眼鏡以上の一撃ウーラオス
ハバタクカミやスカーフイダイトウが不意打ちで縛られるので願望寄りのプレイングになる。
パオジアンは甘える意識で悪テラス噛み砕くを撃ってくる人が大半だったので助かった。
一撃ウーラオスは悪テラスで不意打ちで割り切られると負けだが、ブーエナカミが不意打ち透かしてくる読みで強打を撃ってくれる人もいたので、結局願望だった。
・トリックルームガチグマ
最終日にはいないと思って薄くしていたが、何回かトリル展開でボコられた。
トリル軸は一定数はいる為、時間がなくて考察時間の足りなかったカイリューの枠を受けル潰し+トリル展開に勝てる枠にすれば構築が完成していた。
・準速S68より速い後発アカツキガチグマ
最終日に速いガチグマがそこそこいたっぽいが、大体初手にチョッキウーラオスを置いていたので問題なかった。
速いガチグマが後続から展開されるときつい。
・受けループ
ゴツメカイリュー時は無理だったが、渦カイリューにしてから一回もマッチングしてないので分からない。
今なら渦カイリュー+挑発カミでいける?
【感想】
今期は最終日まで構築がなく、当日に4回程構築を組みなおして潜っていたが、なんとか形にして1790→2040で250レートを盛ることができた。
多分最終日手前の2日間で250戦分くらいでほぼ1か月分の対戦数を潜った。
欠伸ガチグマは他でも結果を残している人が多かったが、ジャポ持ち+スカーフイダイトウの並びはまじで強いのでもっと増えてもおかしくないと思った。
今期で大分疲れたので来期はゆっくりやっていきたい。