【ポケモンSVシングル】S10 最終レート2008.605(248位) イダイトウ選出誘導パオカミ+ガブウーラ 

 

 

お久しぶりです、若しくは初めまして。

S10にてレート2000↑を達成できたので記念に記事を残しておきます。

今期は最終版でリアルのごたごたであまり潜れる時間を作れなかったのですが、

最終日の深夜に爆勝してレート100上げて2000行った構築を紹介します。

普段↓のような動画を上げているので良かったらどうぞ。
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【構築経緯】

前回に引き続きレギュD環境であった為、環境で安定して強いパオカミイダイトウ♂の

並びを軸として構築を組み始めた。

しかし、途中でDLCによるオーガポン等の新ポケの追加や教え技の追加で一から考察をし直すことに。

 

環境が電磁波でオーガポン等の中速エースを通す動きが増えたので、電磁波麻痺を無効化しながら殴れる電気テラスチョッキパオジアンを使用した、先月のパオカミイダイトウ構築をそのまま続投。

オーガポンやパオジアン、ウーラオスをテラス込みで色々と対応できる、HBに厚い炎テラス連撃ウーラオスを採用。

カイリューディンルーサーフゴーハバタクカミパオジアンウーラオスオーガポンディンルー辺りに此方のテラス込みで比較的柔軟に対応できる、ジャポの実持ちの化身ボルトロスを採用。

このままではチオンドラン等のサイクルパが厳しいので眼鏡イーユイを投入して構築を動かした。

 

構築を動かす上で、

電磁波メタが横行してボルトロスが活躍しづらい。

・相手のキョジオーンやチオンドラン等のサイクル構築への勝率が良くない。

・イダイトウ♂のメタがかなり進んでおり、ステロを撒かれて襷が殆ど活きなかった。

(後ろに一撃ウーラオスが控えた)

等の問題が生じていたため、

・イーユイの構成を眼鏡持ちフルアタから身代わり持ちの珠アタッカー

ボルトロスの枠をキョジオーン対策も兼ねた剣舞ガブリアスに変更。

・ウーラオスガブリアスの積みの起点作成、スイーパーとしての両方の役割を持たせる為に、ハバタクカミの技構成をシャドボ/ムンフォ/瞑想/甘えるに変更。

上記3点の改善をした。

 

これで潜ったところ、イダイトウ♂を見せ合いの選出誘導で使用し、パオカミ+ガブorウーラを基本選出として、相手がイダイトウ意識でステロを撒くターンや立ち回りを取ってくることに対してアドバンテージを取る回数が多かった為、ガブリアスの持ち物を一撃ウーラオスに対面から勝てるように暗黒強打+不意打を耐えるオボンに変更して構築が完成した。



【個体別紹介】

パオジアン@突撃チョッキ

テラスタイプ:電気
性格:意地
特性:災いの剣

努力値:H76-A236-B4-D4-S188

技構成:氷柱落とし/聖なる剣/テラバースト電気/聖なる剣

HD…大体の特殊攻撃をテラス切ると耐える程度。

A…なるべく高く

S…最速オーガポン抜き

前期使用したチョッキパオジアンのHを削り、Sを最速オーガポン抜きまで振った調整。

 

中盤は初手の電磁波要員に対してイージーwinを取ることができたが、終盤はハバタクカミがムンフォで襷を削るか甘えるしか撃たれなかった。(それでも対面処理まではいけるので問題ない)


オーガポン抜きが活きた試合もあったが、Hを削った弊害でパオジアン偶発対面時にテラスを見てない状況から氷柱落としや噛み砕くを撃たれることが少なくなく、+不意打で落とされてしまうこともあった為諸説。

 

麻痺環境だったのもあり、前期同様対面性能の高さを活かして初手から荒らしてもらって数多くの勝利に貢献したが、後述のウーラオスも初手に置く機会が増えたので、前期よりかは選出回数が減った。 

 

ハバタクカミ@ブーストエナジー

テラスタイプ:水
性格:臆病

特性:古代活性

努力値:H4-B108-C140-D4-S252
技構成:ムーンフォース/シャドーボール/瞑想/甘える

 

ミミッキュの意地珠影撃ちを耐える。

・意地パオジアンの不意打ちが6.2%で1発。

・ミラー意識の為、最速。

・残りは火力。

基本選出のスイーパー兼中継ぎの削り枠。ほぼ全ての試合で選出した。

途中までは身代わり瞑想で使用していたものの、キョジオーンのテラスは毒が主流になった為、結局勝てないのでカイリューやスケショガブを止める為に甘えるを採用した。

 

後述するガブリアスやウーラオスの起点作成、初手のパオジアンが削った相手の処理等、柔軟に活躍してくれた。

 


ガブリアス@オボンの実

テラスタイプ:鋼
性格:陽気
特性:鮫肌
努力値:A252-S252-
B4
技構成:スケイルショット/地震/アイアンヘッド/剣の舞

・オボン込みで意地一撃ウーラオスの暗黒強打+不意打ほぼ耐え。

 

終盤でボルトロスからの変更で入ってきたポケモン

ハバカミの甘える起点やキョジオーン対面で剣舞して崩したり、ラスト1体のテラスのない一撃ウーラオスに対してタイマンを制することができる。

オボンの回復は一撃ウーラオスに対面勝つだけでなく、カイリューの2発目の神速を耐えたり、キョジオーンの塩漬けによるターン稼ぎのプランを崩したり、ガブリアスの対面性能をかなり引き上げてくれた神アイテムだった。

相手が選出でカミイダイトウの対策をし過ぎているとこいつで雑に2,3タテしてくれた。

基本選出のパオカミイダイトウのイダイトウを乗っ取って、パオカミ+@1に選出することが多かった枠その1。

 

 

連撃ウーラオス@パンチグローブ

テラスタイプ:炎
性格:意地
特性:不可視の拳
努力値:H108-A132-B172-D52-S44
技構成:水流連打/アクアジェット/ドレインパンチ
/剣舞

・意地パオジアンの抜群テラバ最高乱数以外耐え。
・準速ガッサ抜き

・控え目ハバタクカミの眼鏡シャドーボールを最高乱数以外耐え。

・臆病テツノツツミのフリーズドライを6.2%で一発。

本構築のMVP。

終盤は電気テラスパオジアンをスカーフウーラオスでカモられることが多かったので、

その引き先にもなりつつ、初手のディンルーに対して剣舞が安定する枠を探していたところ、HBベースのウーラオスになった。

ウーラオス対面は先攻でインファイトを撃つと、返しのドレパンで負けてしまうので撃たれることがない。その為ラオスミラーは剣舞が安定しており、そこから試合のテンポを握ることが多かった。

このポケモンを使う時はこいつを通そうとするのではなく、テラス無しで相手を剣舞で引っ掻き回して、裏のポケモンを通す動きが一番強かったので、他の誰を通すかを常に意識していた。

炎テラスは初手の鬼火要員を起点にしたり、オーガポンやゴリランダーの草技、ハバカミ対面を制したり、様々な場面で有効だった。

基本選出のパオカミイダイトウのイダイトウを乗っ取って、パオカミ+@1に選出することが多かった枠その2。

 


イーユイ@命の珠

テラスタイプ:炎
性格:臆病
特性:災いの珠
努力値:H4-C252-S252 
技構成:悪の波動/火炎放射/大文字/身代わり

構築単位できついチオンドラン絡みを崩す枠。

眼鏡で採用していた際にフェアリーテラスチオンジェン+ヒードランの並びを崩せなかったので、チオン対面安定択の身代わりと、技を拘らずに火力の出せる珠持ちの構成に変更した。

しかし、珠持ちに変更してから一回も選出しなかったので諸説枠。

 

 

イダイトウ♂@気合の襷
テラスタイプ:水
性格:意地
特性:適応力
努力値:A252-B4-S252
技構成:アクアブレイク/お墓参り/アクジェ/我武者羅



基本選出の1体だったポケモン

初手+カミ+イダイトウが基本選出だったが、今期では露骨な対策をされることが多くなったため、見せ合いで圧を掛けてイダイトウケアの相手の動きを利用してアドバンテージを取る試合が多かった。
それでも刺さっている試合には選出して対面性能の高さを遺憾なく発揮してくれた。

鉄壁要塞型の突破の我武者羅で試合を崩すことも少なくなかったので、個人的には高速移動よりも我武者羅推奨。

 

 

構築から抜ける前。

化身ボルトロス@ジャポの実
テラスタイプ:鋼
性格:控え目
特性:悪戯心
努力値:H196-B4-C116-D4-S188
技構成:10万ボルト/ラスターカノン/草結び/電磁波

 

・準速ガブリアス抜き=麻痺したテツノツツミ抜き

・H4キラフロルを鋼テラスラスカで93.7%で1発。

・臆病ハバタクカミの眼鏡ムンフォ確定耐え。

 

ジャポ+鋼テラスでカイリューディンルーサーフゴーハバタクカミパオジアンウーラオスオーガポン辺りに柔軟に動けると思ったので採用していた。↓

カイリューハバタクカミ岩以外のオーガポン=電磁波

・ウーラオスサーフゴー=10万ボルト

・ディンルー=草結び

・パオジアン岩オーガポン=鋼テラスラスカ

 

しかし、パオジアン対面は電気テラスを切られることが偶にあったり、ディンルーが毒テラスを切ってくると途端に窮屈になる為、安定しなかった。

初手テラス+ジャポで一体倒した後に電磁波を入れる動きは強かったので、構成を見直す必要があったのと、環境がハバタクカミの電磁波をメタった序に動きづらくなったので終盤にガブリアスと交代した。

ガブリアスだとキョジオーンがらみに強くなるが、ボルトロスだとオオニューラやキラフロル展開に対して強く出れる。

最終日付近はキョジオーンが無視できないくらい増えていたので泣く泣く変更した。

 

【選出】

基本選出

①パオジアン+ハバタクカミ+イダイトウ♂

②ウーラオス+ハバタクカミ+イダイトウ♂

③パオジアン+ハバタクカミ+ウーラオスorガブリアス

 

キョジオーン入り

ガブリアス+@2(ガブは初手に置いたり後ろに置いたり構築による)

 

ドヒドディンルー

パオジアン+ガブリアス@1

 

チオンドラン絡み

パオジアンorウーラオスorガブリアス+イーユイ+@1

 

【きついポケモン

 

・パオジアン

→ウーラオスを出せていない場合、氷柱落としの怯みだったり、パオジアン対面氷柱or噛み砕くを押されないように願望テラス聖剣を通すことになりがち。

 

・ゴリランダー

剣舞グラスラドラムアタック10万馬力辺りが辛い。

パオジアンや炎テラスウーラオスで処理したり、ハバカミが鉢巻でなければフィールドグラスラを耐えるので削れたところを処理していた。

 

・スカーフ連撃水テラスウーラオス

パオジアンの初手の電気テラスを蜻蛉で透かされると一気にきつくなる。

ウーラオスを選出していると逆に剣舞でテンポを取れるので極力選出するようにしていた。

 

・チオンドラン絡み

イーユイを頑張って通すしかないが、釣られて相手が対面選出をしてくると厳しい。

 

・受けループ

無理。今期は受けループとのマッチングは3回程度で済んだので良かった。

 

 

【感想】

今期はリアルのごたごたで最終日は1900から夜23時ごろからの深夜帯しか潜れなかったが、勝率が良くて何とか2000までは上げれることができた。

 

来期は潜る回数を増やしてもっと上を目指していきたい。

 

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