【ポケモンSVシングル】S8 最終レート2036.639(192位) サンダーハッサムトンボルチェン


お久しぶりです、若しくは初めまして。

S8にてレート2000を達成できたので記念に記事を残しておきます。

今期は3ロム体制で潜っていましたが、1ロムが5日前に爆死し、2ロムも3桁タッチも最終日付近までまともにできていなかったので一番苦戦したシーズンでした。
(対戦数も合計で600戦近くやってます)
そのお陰でSVでの最高順位を更新することが出来ました。


普段↓のような動画を上げているので良かったらどうぞ。
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追記:この構築を使用した動画です。良ければ参考がてらにどうぞ。

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【構築経緯】

月末の土曜日までまともに3桁タッチも出来ずに構築できない芸人だったが、とある方の配信を見て、スカーフサンダーとハッサムと連撃ウーラオスの軸が安定して使いやすそうだったので見様見真似でスタート。

この3体だとヘイラッシャやドヒドイデ、ドオー等の耐久ポケモン、龍舞カイリューが重めの為、ゴツメ炎の渦アンコールカイリューを採用。

S8はカイリューサーフゴーが強い環境だと思い、その並びに対しても殴り合え、クレセドラン等へ悪の一貫も取れる眼鏡臆病鋼テラスサザンドラを採用。

このままだと相手のイーユイの対面処理が出来ず、キノガッサモロバレル等の胞子の一貫切り、重めのテツノツツミに対して殴り合えるチョッキ枠の補完としてHSチョッキやる気コノヨザルを入れて構築が完成した。

構築の並びがサンダーやハッサムの蜻蛉・ボルチェンからウーラオスカイリューサザンドラを通す構築に見えるが、サンダーがアタッカーの為、相手に認識のずれを与えてこちらの勝ち筋を通しやすかった。

【個体別紹介】

コノヨザル@突撃チョッキ

テラスタイプ:炎
性格:陽気
特性:やる気

努力値:H252-A4-S252
技構成:憤怒の拳/ドレインパンチ/岩石封じ/命懸け

命懸けのことや控え目イーユイに上を取ることも考慮してHSぶっぱ。

構築単位で重たいウルガモスやイーユイ、キノガッサ等の胞子の一貫切り枠。
しかし、このポケモンを選出する場合はサイクル戦ではなく、対面的に立ち回ることが多くなってしまったり、元々苦手な相手への補完枠の為、選出時の勝率はあまりよくなかった。
それでも苦手な相手にそこそこの勝率を保てたり、レート2000を懸けた試合では活躍してくれたので構築には必要だったと思うが、他に適任枠がいたのかもしれない諸説枠。
 

連撃ウーラオス@拘り鉢巻

テラスタイプ:水
性格:陽気

特性:ふかしの拳

努力値:A252-B4-S252
技構成:水流連打/インファイト/アクアジェット/冷凍パンチ(アイススピナーの方がいいのでレンタルはアイススピナーに変更

ASぶっぱ残りB。
準速ミミッキュの上を取ったり、相手のウーラオスの対面時に水テラス水流連打で有利にする為の最速。
有利対面が出来れば大体水テラス水流連打でサイクルを破壊できる。
サンダーと組ませることで相手に水テラスを吐かせた後にサンダーの電気テラスを一貫させる動きが強かった。
最終日ではマークが厚く、選出すると大体ロクな目に遭わなかったので選出圧の側面が強かった。

相手のウーラオスの振り方が解禁シーズン最初なのもあってバラバラだったが、ビルド型等もケアするなら最速水テラス鉢巻水流連打で対ウーラオスは同速負け以外は勝てていた。

余談ではあるが、パンチグローブを持っていないのにずっと冷凍パンチを採用して使っていることに最終日終わるまで気付かずに使用していた()
(一度も凍らせたこともなく、ミリ耐えで数戦負けたので完全に意味がない)


サンダー@拘りスカーフ

テラスタイプ:電気
性格:臆病
特性:静電気
努力値:B4-C252-S252
技構成:10万ボルト/暴風/ボルトチェンジ/とんぼ返り

CSぶっぱ。


ほぼ毎試合初手に置いた構築の要。
こちらの構築の見た目はサンダーとハッサムの後攻トンボルチェンでカイリューやウーラオスを通す構築と錯覚させている(つもり)ので、スカーフはほぼ警戒されなかった。
構築単位でSが遅めなのもあって初手にテツノツツミが来ることは少なくなかったが、スカーフで上からボルチェン(襷以外ならこの時点で倒せる)→襷ならハッサムのバレパンで処理してイージーwinを取ることが出来た。
また、カイリュー対面で相手が静電気を嫌って神速一回でワンパンしようと過剰に龍の舞を積んでくることが多かったが、HAベースであれば3舞まではこちらが上を取れる為、イージーwinを取ることが出来た。(最終日は変なカイリューが多くて無理だった)
水ウーラオスと組ませることで、相手のディンルーやガチグマに先に水テラスを切らせてからサンダーの電気テラスで一掃する動きが強かった。

 

ハッサム@オボンの実

テラスタイプ:悪
性格:意地
特性:テクニシャン
努力値:H236-A12-B252-D4-S4
技構成:バレットパンチ/蜻蛉返り/泥棒
/剣舞

カイリュー意識でHBに厚く、H実数値が16n-1調整。


相手にハバタクカミかパオジアンが入れば選出する枠ではあるが、この2体がいない構築が殆どなかった為、ほぼ毎試合選出枠(サンダーハッサム@1が大体。)
この構築でハバタクカミとパオジアンにまともに受け出せるのがこいつくらいなので過労死枠だった。
悪テラスは剣舞した後にサーフゴーを強引に泥棒で突破して全抜きしたかったり、パオジアンの不意打ちを耐えやすくするために悪にしたが、割とハッサムにテラスを切ったので正解だったと思う。

 


カイリュー@ゴツゴツメット

テラスタイプ:鋼
性格:図太い
特性:マルチスケイル
努力値:H252-B156-S100 
技構成:炎の渦/エアスラ/羽休め/アンコール

S:最速ガチグマ抜き

Hぶっぱ残りB

この構築のMVP枠。
サンダーハッサムだと重めなディンルーラッシャ、ドヒドイデ、相手のカイリュー(龍舞神速地震羽だとイージーwin)を渦アンコで嵌めて何体も葬ってきた。
S8はS1,2と似たカイリューが強い環境だと思っていたので、そこに刺さる渦アンコゴツメカイリューがかなり刺さりやすくなっていた。
エアスラの枠は流星群と選択だったが、ドヒドイデやディンルー相手に居座って攻撃したかったり、ヘイラッシャがフェアリーテラスを切っても問題ないようにしたいときが多かったのもあり、火力の下がらないエアスラにした。
エアスラだと相手の鉢巻ウーラ相手にも羽で強引にゴツメダメを稼ぐ→エアスラで相討ちに近いが倒せる展開で被害を抑えられた点も良かった。

 

サザンドラ@拘り眼鏡
テラスタイプ:鋼
性格:臆病
特性:浮遊
努力値:B4-C252-S252
技構成:悪の波動/流星群/大地の力/ラスターカノン

CSぶっぱ。残りB。

S1,2で強かったカイリューサーフゴーの並びに強そうだったので採用。

カイリュー対面は残飯込みで鋼テラスを切ってもDダウンしなければ普通に起点にされるので駄目だった。
クレセドランヘイラッシャ等、悪の一貫が取りやすくて崩し枠が必要だったり、サーフゴーに対する明確な引き先が欲しいときに選出したが、選出したときにはきちんと仕事をしてくれるので良かった。
カイリュー対面を考えないのであれば、相手のガブリアスが重めだったり、構築単位で遅いSを補う為にもテツノコウベの方が良かったかもしれない諸説枠でもあった。

【選出】

現環境でパオジアンとハバタクカミがいない構築がほぼ存在しない為、サンダー+ハッサム@1に相手の構築に合わせて選出すると何とかなる。

サンダー+ハッサム+連撃ウーラオスorサザンドラ
→基本選出。サンダーで蜻蛉かボルチェンして鉢巻ウーラか眼鏡サザンを押し付けるか、ウーラでテラスを誘発させてサンダーのD電気テラスで全抜き。
カイリューの処理がハッサム剣舞してバレパン連打になる為、終盤はゴツメカイリューが増えてハッサムではカイリューを倒せない展開が増えたので、相手にカイリューがいる時はこの選出パターンは控えるようにした。

サンダー+ハッサムカイリュー
→相手の対カイリューに対してほぼ勝てる、終盤は大体この選出でカイリュー軸をカモった。
ただ、鉢巻カイリューには破壊されたり、ウーラオスがいない分、相手のディンルーやヒスイヌメル等の耐久ポケモンカイリューで処理しないといけない為、テラスを切るタイミングと体力管理が大事。

カイリュー+@2

→ラッシャドランディンルークレセ辺りの受け寄りの構築用。
@2には大体サザンドラや連撃ウーラオスが入るが、相手にパオジアンやハバタクカミといったスイーパーがいる場合はハッサム等も選出する必要がある。
カイリューに後出ししてきたラッシャを渦で嵌めて処理すれば大体勝てる

サンダー+コノヨザル@1(イーユイを重く見るなら初手コノヨ+ハッサム@1)
イーユイやキノガッサのいる対面構築に対する選出。
大体はミミッキュ意識でハッサムを裏に置くことが多いが、ミミッキュ+イダイトウorガチグマみたいな対面構築系には、ウーラオスで初手を突破してミミッキュに鉢巻水テラス水流連打でトリックルーム展開前に化けの皮ごと貫いて阻止する。

【きついポケモン

 

ガブリアス

→上を取れるのがサンダーくらいできつい。

サザンドラの鋼テラスで対面で暴風かバレパン圏内まで削ったり、無理矢理蜻蛉からカイリューを受け出して逆鱗を鋼テラス切りながらアンコールで処理する。

 

モロバレル

コノヨザルぐらいしか胞子を無効化できないが、命懸けも交代を考慮すると撃ち辛いので結局突破が面倒。
最悪カイリューで眠らされながら渦で嵌めて倒し切る。

・草分けガチグマ
カイリューを受け出して草分けをされたら、鋼テラス切りながらアンコールをして削りながら流せれば後続で倒せるようになるが、カイリューの選出が強要されるのがきつい。


ウルガモス
数を減らしていたものの、マッチングするとほぼ無理。
サンダー対面でテラスを切らずに蝶舞されることが多かった(連撃ウーラ意識の水テラスだったから?)ので暴風を当てれば倒せるが、それ以外はカイリューの後攻アンコを交えて処理しないといけないのでかなりきつい。

・ブーエナテツノツツミ
→体力を残した剣舞ハッサムか体力満タンのサンダーを残しておかないと3タテくらう。
基本的にはサンダーの被弾を1発もさせずに立ち回る必要がある。
ブーエナれいとうビーム持ちはサンダーが耐えないので降参。


・ブーエナ持ちの水テラスハバタクカミ、マジフレ持ち
→テラスを他で先に吐かせていないと、ハッサムとの対面でバレパン読み水テラス読み蜻蛉→サンダーの10万で処理orハッサムで再度対面して処理の流れをしないといけないので立ち回りがシビアになる。
テラス切ってくるマジフレ持ちはそもそも勝てないので降参。

・速い霊獣ボルトロス、レジエレキ
→電気の一貫があるのできつい。特にレジエレキは無理だけどマッチング数が少ないので切った。

etc.

【雑感】

普段は対面構築を好んで使用していたが、今期の対面構築が纏まらなかったのでサイクル軸を使用した。
思考することが多く立ち回りがシビアになることが多かったが、サイクル軸でSVでの最高順位を更新することができて満足した。
電気テラスサンダーはデザインがとても良きなので使っててモチベーションが上がったのも良かった。



スペシャルサンクス】

ランクマ鯖でモチベを頂けた皆様
(今期は最終日間近まで沼りまくっていたので、一人だと途中で諦めていたと思う)

 

 

 

 

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